オイルヒーターとは

オイルヒーターとは？

オイルヒーターは難燃性のオイルを電熱器で温めて循環させて
フィンから放熱することにより、対流・輻射熱により部屋を温めるものです。


これではすぐに暖まらないのも納得。
でも利点も多くあります。



利点

・安全性が高い。
　燃焼しないため、火災や火傷の可能性が低い。

・空気を汚さない
　燃焼しないので、二酸化炭素などの燃焼に伴う生成物が発生せず
　喚起の必要がない。
　エアコンやファンヒーターのように風を起こさないので
　ホコリが舞うことがない。
　赤ちゃんやアレルギーのある方には良い。

・静か
　運転音がほとんどしないため、非常に静か。

・メンテナ不要
　フィルターもなく、内部のオイル交換の必要もないのでメンテナンスは不要。

・移動可能



欠点

・とにかくすぐに暖まらない。
　オイルを温めてから、対流や輻射熱で温めるので
　とにかく時間がかかる。

・電気代がかかる
　オイルを温めた熱で部屋を温めるのでどう考えても非効率。
　当然電気代もかかる。

・高気密・高断熱住宅でなければ使い物にならない
　対流を利用するので、すきま風などがあると暖まらない。

・廃棄が困難
　普通の粗大ゴミとして捨てられない自治体がある。


北欧などでは快適に使えるオイルヒーター。
日本では使える家は限られてしまうようです。


ホコリを嫌う・燃焼した時に出るニオイなどが嫌だという人は
遠赤外線パネルヒーターがいいかもしれません。


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